軍事の事典」片岡徹也(東京堂出版)
 古今東西の用兵思想をベースに戦争の全体概念をなるべく平易に解説する

「現代の軍事戦略入門-陸海空からサイバー、核、宇宙まで」エリノア・スローン(芙蓉書房)
 欧米を中心に陸海空の主要な用兵思想の変遷を平易に解説、さらに現代最新状況を分析官の目から解説

「現代戦略思想の系譜-マキャベリから核時代まで」ピーター・バレット(ダイヤモンド社)
 マキャベリから現代までの用兵思想を大学教授が集まり記述した学術書。定価1万2千円の厚さ5pの鈍器。

「エドワード・ルトワックの戦略論」エドワード・ルトワック(毎日新聞社)
 作用、反作用の視点から軍事を技術レベルから戦略レベルまでをロジック的に解き明かす。米軍に強い影響を与えた。

「戦略論-現代世界の軍事と戦争」ジョン・ベイリス/コリングレイ(勁草書房)
 911以降の現代戦略環境に関する論文を集めたもの。安全保障についての大学/大学院の基本書籍とされる。

「現代の戦略」コリン・グレイ(中央公論新社)
 クラウゼヴィッツから始まる近代軍事思想を史実と照合しつつ軍事理論の普遍性を探る

「ソ連軍作戦術」デビッドMグランツ(作品社)
 ソ連作戦術解説の基本書。時代毎の編制と配置概念図も掲載。

「マハン海軍戦略」アルフレッド・マハン(中央公論新社)
 新訳版。原書は旧海軍が大量購入し各校に配布。マハン後期の講義集であり、実は艦隊決戦より根拠地主義な内容
 (有名な海上権力史論とは別。ポジション概念の理解に便利)