三式弾の「命中」判定はなかなか難しい

本来期待される働きは、>490氏の言う通り、時限信管により地表弾着前に炸裂して焼夷弾子を放出すること
この場合、たぶん地表には命中痕を残さないので、後から命中何発とカウントできない

そもそも、音速を超えるスピードで着弾する砲弾を弾着前の想定ポイントで炸裂させる調定は相当シビア
過大な調定や信管不調で地表に激突しても、弾殻が薄いのでまず弾体が破壊され、弾子は放出されず効果なし
地表に命中して、痕跡の残る三式弾弾は不発弾だったということ

霧島がサウスダコタに一発しか主砲弾を命中させられなかった説への反論として、徹甲弾とは別に三式弾がもっと命中していたというのを聞くが、三式が信管作動しないまま命中しても、せいぜい8インチ弾と誤認させるほどの痕跡しか残さない
サウスダコタ艦上が大火災になったという話も無いし