ちょっとおさらいすると
F-2がF-16改造機を共同開発すると決定してた時点でどこまでわかっていたか?

日本製レーダーを搭載する為に若干の機首部分の変更、複合材主翼の採用と主翼の大型化、
空気取り入れ口下にハの字型のカナード翼の取りつけ(後に取りつけないことになる)、
CCV機能の搭載、推力向上型エンジンの搭載(F100かF110の決定は少し後で決まる)、
制動傘の装備、日米の生産分担比率が既に決められておりご丁寧に想像図まで報道された
F-16改造案に正式決定してから改造内容が決まったのではなく改造内容まで決めてから正式決定されている
この中になかった飛行ソースコードの問題で後にもめることになる
かなり急いでとりまとめた内容ではあるがカナード翼以外はほぼ現在のF-2は構想通りの姿で登場している

次期戦闘機が日本主導開発にしろ外国機ベースにしろ正式決定をするには
その内容を決めてからじゃないと正式決定はされないとみてよいだろう
日本企業だけでなく海外企業もかかわってくるのだから何を誰がどうするまで決めてからじゃないと正式決定できない
今年の春に開発構想や機体のイメージが報道されXF9-1が無事納品されたとこまでがわかった
次に出るのは海外企業との共同で行う研究・開発の内容じゃないかと予想している
航空機関連の海外企業との共同研究・開発の話が出てきたら要チェックだろう