>>247
ここ数年の艦載レーダー周りの研究を纏めると
・FCS-3の能力向上(H20-23)
契約情報からXバンドモジュールが試作
多素子一体送受信ブロック構造の開発
Xバンドの多機能化でCバンドをより遠距離捜索に専念させることで捜索距離やECCMの向上を
図る
従来FCS-3より整備性の向上や軽量化を達成
・次世代護衛艦統合空中線システム
予算認められず。予定では対水上レーダーや電子戦機能を統合するための「技術的資料を得ること」統合電波システムの研究に向けての準備的な色が強い RFセンサを参考にした研究
後述の統合電波システムと共に33DDへの適用が想定
・統合電波システムの研究(H23-25)
対水上レーダーや電子戦機能を統合する開発
電子戦機能の強化やアレイのAESA化が中心
・新型護衛艦用レーダーシステム(H27-32)
FCS-3の能力向上で開発されたXバンドの
多素子一体送受信ブロック構造がハードウェアのベース
統合電波システムの研究成果を活かし電子戦機能や対水上レーダーを統合。更にソフトウェア
構築で対空捜索機能をも付与 COT化が推進
30FFMに搭載

昔からの研究が一つずつ繋がってる