>>950-951
まず訂正から
米ベースライン〇はSPY-6専用ではない
イージス武器システム (AWS)向け多機能レーダーは従来はSPY-1が選定されてきたが
SPY-1自体過去換装や変更撤去が検討されたことがある
広域捜索・早期警戒用や低空監視・砲管制補助として
別レーダーの追加・更新・撤去もされているしね

(かつSPY-6とSSRは、バックエンドと信号処理面とインターフェイスが
イージスおよび米のBMDS向けのオープンアーキテクチャに適合するよう変更
異プラットフォーム連接可能な仕様とされていて
BMDSとイージスへの統合上は見掛け上互換品扱いに近い
仕様上電源電圧と給電冷却面はかなり違う)

それと米はSSRの大型化版LRDRがアラスカに、MRDRがハワイに配備される


あと実際には、日本向けイージスは独自仕様入ったベースラインJ系列なので
米のベースライン〇互換品準拠っていう扱いになる
こんごうの場合ベースラインJ1(4の日本向け派生型から互換仕様バージョンアップ)
あたごの場合はベースライン7輸出されている扱いだけどイージスAWSは準拠
ただし対潜システムAN/SQQ-89(V)15Jの仕様上の差から
イージス戦闘システム(ACS)として見るとサポート面が違い
ベースライン7互換の7.1Jとされているとかね

イージスもシステム回り日本向け開示が進んで日本メーカーの参画度が増して
イージス・ディスプレイ・システム(ADS)やヒューマンインターフェイス・乗員の意思決定面で
日本化されているので、コスト問題がなく国内維持する気ならば、
独自仕様に更に派生すると思われ