>>957の続き
>臨時編成部隊
>・呼出符号Z8X
>・呼出符号Z3W
について
この時期に使用された上記“Z系呼出符号”と完全に同一かは不明ですが、

>>933で紹介した中牟田研市『情報士官の回想』には、
日本側通信解析が体系的に確立しだしたソロモン中部戦以後の状況で

“Z系特設呼出符号”

の説明があります。
同書で頻繁に登場する「米海軍通信規程」の条項に

「各作戦部隊指揮官、その他一般各級指揮官は、
麾下の臨時編成部隊に臨時の特設呼出符号を付与することができる。
この場合の呼出符号は『Z1A』から『Z9Z』までを使用する」

と規程されていることが、
同書(文庫版P134)で説明されています。