中国空母艦載機に欠陥=墜落事故4回、代替機を開発−香港紙
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018070500633&;g=int
北京時事】5日付の香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストは、中国の空母艦載機「殲15」の欠陥による墜落事故が相次ぎ
、代替機の開発が進められていると報じた。中国軍に近い関係筋は同紙に対し、「殲15は操縦系統が不安定だ」と指摘した。
習近平指導部は空母を中心とする艦隊の整備を急いでいるが、性能や運用能力については疑問視されてきた。

殲15はロシアのスホイ33を基に設計され、中国初の空母「遼寧」に配備されている。同紙によると、中国軍に近い2人の関係筋
は、殲15の墜落事故が少なくとも4回発生したと明らかにした。しかし、中国国営メディアは2件の事故しか報道していない。

2016年4月に発生した事故は操縦系統の故障が原因で29歳のパイロットが死亡した。また、これに近い時期に起きた事故で
40代とみられるパイロットが重傷を負った。当初、中国の航空専門家は殲15の設計上の問題ではないという立場を取っていた
が、連続して事故が起きたため欠陥があることを認めたという。

殲15に代わる艦載機としては、ステルス戦闘機「殲31」が想定されている。殲31は殲15よりも小型で重量も軽いとされ、12年
に初の試験飛行を行った。


J-15の欠陥が原因でJ-31の開発が進んだら、結果的に中華空母の戦闘力向上に繋がるな
中国海軍は当初J-31導入を否定してたけど、艦載機としては大きすぎるフランカー系のJ-15を使い続けるよりは
本家ロシア同様に中型の戦闘機に更新した方が、艦上戦闘機としての使い勝手は格段に向上するし