>>715
軍板での偉大なゴッドBUN氏のブログは日本語だが
ナチがいかにボロ空軍だったか詳細に説明してくれてるぞ
ありがたく拝読しろ

http://stanza-citta.com/bun/2008/04/30/66

第二次世界大戦開戦時のドイツ空軍パイロットは第一線機による飛行約100時間を含む総飛行時間約250時間で部隊に配備され、
それが1942年下半期になる平均200時間に、1943年中期には平均150時間(そのうち実用機教程25時間前後)にまで落ち込み、
さらに1944年初頭には平均100時間になり、これ以上低下しようがない程の水準で終戦まで経過して行きます。
一方、イギリス空軍は開戦当初平均200時間(実用機教程約75時間)で部隊配備されますが、
バトルオブブリテン当時の苦しい時期を経て、がやがて300時間に、400時間(実用機教程125〜200時間)へと延びて行きます。

日本の空軍が沖縄で経験したような状態を一年半も早く迎えているのがドイツ空軍だということですけれども、
こうした事態は激戦による熟練パイロットの消耗といった問題よりもそれを補充できる大規模訓練体系が整わず、
その遅れの分だけ訓練課程を短縮した結果として出現しています。