JAXAの低ソニックブーム設計概念実証プロジェクトD-SEND計画のはなしだが
現状は0.15倍スケールのスバルS3CMドローンUAVだしいきなりB-737型旅客機
クラスをぶっつけ本番の出たとこ勝負で量産するよりは手頃なスケールの
1名乗り有人実証機は必要だしマッハ1.6機の当て馬には丁度良いのだろう。

スウェーデン政府の懇意と協力によるマッハ1.6巡航するJAS39グリペンから
1t級自由落下航空爆弾で爆撃する実験そのものだがS3CM機を成層圏から
自由落下させて高度7000m付近で速度超過対策と対流圏界面対策のために
仰角を取る急降下反転急上昇のような機体運動性能を求め過ぎたため
ローリングとヨーイングの過負荷により試験失敗したとか悲壮感を
漂わせてノルマ達成とは無関係な世界でのびのびとやっているのね。

すぐさま制御系統を手直しで試験成功させており計測データ詳細解析結果
によると全備重量44〜70t級機でソニックブームのブーム強度0.5psfとなる
要素技術を確立したとのたまわっているがHs293対艦誘導弾コンパチ仕様の
要素技術確立でもあるのね。