[GaN]半導体集積回路を使った三菱電機製AESAレーダーは[FPS-3A]と呼ばれ、海自の僚艦防空能力を持つ新型護衛艦「あきずき」型以降に搭載されている。
「あきずき」型は[FPS-3A]レーダーと発展型シー・スパローミサイル(ESSM)を装備するので、イージス艦やヘリ空母の護衛として、これら大型艦が本来任務を遂行中に、その防空任務を担当する。

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http://tokyoexpress.info/2018/07/16/イージス艦用レーダー、日米が共同開発へ%E3%80%80-レ/

AAM-4B 空対空ミサイル
三菱電機製AESAシーカーを搭載、2010年に開発が始まり、世界で初めてGa-N 素子のAESAシーカーを搭載、実用化・配媚中。米国AMRAAM AIM120C-7と似ているが、やや太く射程も長く巡航ミサイル迎撃も可能。

03式中距離地対空誘導弾(改)/「中SAM改」地対空ミサイル
「中SAM改」は、開発の主契約社は三菱電機で、センサーはGaN素子製TRユニットを使うAESAレーダーで東芝が担当。
ペトリオットPAC-3と性能が似る低層域防空用ミサイル。
2015年夏に米陸軍ホワイトサンズ・ミサイル試験場(WSMR)で巡航ミサイルを模した目標に対し10発を発射、全てが命中、立ち会った米軍関係者を驚かせた。
この中には、マッハ2-5の速度で、高度2万mから地表すれすれの5 mの超低空まで飛行できる超音速巡航ミサイル模擬弾GQM-163 コヨーテ(Coyote)を捕捉・撃破に成功した件も含まれる。
射程は100 km程度と想像される。平成29年度(2018)から配備が始まった。