四式戦の鹵獲機が687キロだした記録は詳細で、これは同高度におけるP51Dより5キロ高速で
P47より35キロも高速だった。疾風はP51Dより高速だったとして差し支えない

「朝鮮戦争」ハルバースタムを読めばわかるが戦後アメリカ軍は日本賛美という風潮になった。
マッカーサーは日本を称賛しそれより優秀な白人という立場に満足し
日本以下のアジア人を蔑視していたため情報部のもたらす朝鮮戦争の警告を無視した

日本では想像し難いがアメリカ人は弱い者が強者を打ち倒すというパターンをことに好む
米軍は日本がスゴイ敵で苦戦して勝ったのだと説く。
P40のようなポンコツで零戦のようなスーパー戦闘機と戦ったのが空の英雄
シャーマン戦車でキングタイガー戦車を勇ましく立ち向かうのがオトコとされ
ベトナム戦争で復員兵が「赤ん坊殺し」と生卵を投げつけられた

「四式戦はP51Dより高速な、零戦の次世代を担うスーパー戦闘機」でなければならなかった