>>前スレ994
> となれば、火力で大幅に勝る零戦の方が脅威なんだよ。

戦闘機相手ならば20ミリは必要ないのよ。12.7ミリで十分だし、7.7だって大量に浴びせれば良い。
当たらぬ大口径よりも当たる小口径。
大きな爆撃機相手なら確かに20ミリは魅力的だが高高度を飛ぶ爆撃機まで上がれないのでは宝の持ち腐れ。
零戦は戦争初期の熟練乗組員の技量と相手のアメリカ軍の油断のお蔭で華々しい活躍をしたのは確かだが
熟練搭乗員を喪いアメリカ軍が対策するに従って、戦争後半では零戦は既に全く戦力的価値をほとんど喪失していた。
アメリカ軍の日本軍機識別帳にも零戦を相手にする際の注意書きはなくなったことが雄弁に戦争後半での零戦の客観的評価がどうだったかを物語っている。
四式戦・疾風に対してはもちろん、本来なら零戦と同じく古い世代の戦闘機である一式戦・隼についても「低空で戦うのは危険」という注意書きが残されていたのにね。