新興国の債券、大量償還時代に 今年から年100兆円

新興国の国や企業が発行している債券が2018年から大量に償還を迎える。今後3年間で毎年、過去最高となる
100兆円規模の返済が必要になる。3年前と比べほぼ2倍だ。超低金利を背景に債券発行を増やしてきたが、
米国など世界の中央銀行は大規模緩和の出口に向かう。今後は金利上昇で借り換えのコストが重くなる見通しで、
新興国経済の新たなリスクとなりそうだ。
調査会社ディールロジックによると今後3年で満期を迎え償還が必要になる債券は3兆2297億ドル(約359兆円)にのぼる。
内訳は国債が1割、社債が9割で、合計した償還額は18年に8919億ドル、19年に1.1兆ドル、20年に1.2兆ドルと
毎年増えて過去最高の更新を続ける。
償還額の多くを占めるのが中国だ。企業と政府部門をあわせた今後3年間の償還額は1兆7531億ドル(195兆円)と
新興国全体の54%になる。償還額の多い国はロシアが3年間で1330億ドル、メキシコが同881億ドル、
ブラジルが同1360億ドルとなる。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33850800W8A800C1MM8000/

全部ドルでってのがきつい。中国でもロシアでも。
そんなドルが国内にあれば償還に使ってるから