アメリカのプラン

1940年末の軍戦略案「ドッグプラン」では、まずドイツを叩く。日本との衝突は回避することが基本。
戦艦は3万5千トン級から6万トン級のモンタナまで多数建造しているが、主にドイツZ艦隊案対策。

ところが1941年6月の独ソ戦勃発で方針転換。対日戦に向けて動き出す。

手始めに日本本土爆撃計画(1941年)。目的は「日本本土の工業地帯を直接爆撃し戦争能力を事前に挫く」もの。つまり先手必勝。
 戦闘機350機、長距離爆撃機150機

日本空爆は順調なら1941年末までに実施予定だったのだが、準備が遅れ、ルーズベルト大統領直々の指令で急がせたものの
結局、日本の真珠湾攻撃が先となる。 (開戦時、ビルマの英基地にはP-40戦闘機だけしか届いていなかった)

もしも日本が戦争を仕掛けなければ、アメリカから先制攻撃を受けたと思われる。

ドイツ海軍の脅威がUボートを除いて消えたので大西洋から多数の米英戦艦群を回してくる。1942年中盤頃には対日侵攻の準備が整うので艦隊決戦はそれから