全ての兵器はなんらかの形で国を守って失われるために作られる。

平和裏に退役解体の日を迎えるものもあれば、戦火の中に失われるものもある。

軍縮条約によって建造中に解体されるものもある。

「大和」「武蔵」の解体もそれと同じで、ただ不満点があるとしたら「アメリカには何を失ってもらうのか」
あるいは「アメリカ側は軍縮条約においてどのような義務を持つのか」
「日本はアメリカが軍縮条約をしていないかどうかの査察権をどのようなレベルで得たのか」

と言った「大和と武蔵は失われることでいかに国を守ったか」が不十分に思われることかな。

こういうところにこそ、編集者の役目があるんだと思う。

受け取った原稿の誤字脱字をチェックして出版部に廻すだけならバイトにやらせれば良いんだ。