ポンペオ長官の訪朝中止 トランプ大統領が発表、中国を批判
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ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は24日、ツイッター(Twitter)への投稿で、
来週予定されていたマイク・ポンペオ(Mike Pompeo)国務長官の訪朝の中止を発表するとともに、
北朝鮮の非核化の取り組みをめぐり中国を批判した。
トランプ大統領は「マイク・ポンペオ国務長官に今の時点で北朝鮮を訪問しないよう求めた。
朝鮮半島の非核化に関し十分な進展がないと感じているためだ」と説明。「また、われわれの
中国に対する通商姿勢の大幅な厳格化を理由に、(現在科されている国連(UN)制裁にもかかわらず)
中国はかつてほど非核化のプロセスを後押ししていないと考えている」とも書き込んだ。
トランプ大統領は別の投稿で、ポンペオ長官は「近い将来」に訪朝する見通しだとした上で、
その実現は米中通商関係が「解決」してからになるとの見解を表明。さらに、朝鮮労働党の金正恩
(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)委員長に向け「それまでの間、金委員長にはくれぐれもよろしくと伝えたい。
近いうちに会えることを楽しみにしている!」と書き込んだ。


中国は従来の中朝関係を完全に逆手に取られ、極東外交における北朝鮮カードを失ったな。
米国と北朝鮮の間に直接パイプが出来た事で、日米は北朝鮮問題のために中国に妥協する必要性が全く無くなった。
にも拘わらず中朝の同盟関係は名目だけとは言え生きており、中国はこれまでの経緯からも北朝鮮の行動に対する
責任だけを負わされるハメに陥り、かつての北朝鮮カードがひっくり返って米国の対中制裁カードにすり替わっている。
極東情勢に限定するなら、トランプ政権の外交は巧妙かつ悪辣であり、その陰に魔人アベの姿がチラつくあたりがもう堪らない。