囲炉裏で薪を使うのは炊事時と、冬の朝の一時的な火力増強用
それ以外の時は炭で火種を保持
日本の農村部で薪が使われながら煙突が使用されなかったのは
燃焼時の煙が屋根の茅に付着することによる防虫と防蝕効果があるから。
都会の板葺きや瓦葺きだと、その機能は不要だが
明治になるまでは煙突付きの竈は日本に無く、寺院やお城の台所も
炊事時は薪の煙で満たされていた。

昔の西洋の暖炉は常に火が燃えていて
上昇気流があるので、雨が入り込みにくい。
あと気候的に大雨があまり降らない。