ロッキードはF-22/F-35ハイブリッド構想を米空軍にも売り込んでいた
https://aviation-space-business.blogspot.com/2018/09/f-22f-35.html
ロッキード・マーティンがひそやかに米空軍に新型F-22ラプターを売り込み中だ。
機体にはF-35の搭載する新型ミッションエイビオニクスを盛り込み機体構造を一部変更している。
米軍や同盟国にロッキードはこれ以外のオプションも提示するねらいは軍関係者が
今後登場すると見ているロシア、中国の脅威への対応だ。
「これはハイブリッド機になる」とデイヴィッド・デプチュラ空軍中将(退役)はミッチェル航空宇宙研究所所長としてコメントしている。
「F-22でもF-35とも違う機体だ。両機種を合わせた存在だ。完全新型機の開発よりずっと早く実現できる」
新型機はロッキードが日本に提案中の機体と似ており、F-35の新型ミッションシステムと
「その他ステルス塗装等の新技術」を盛り込むと詳しい筋が述べている。
「この提案には多大な可能性がある。すぐに飛びつくべきとは言わないが日本の視点で見れば
国産機開発の代替案として国産機がF-22の性能に及ばないのであれば巨額を投じる意味がある。
賢明な選択になるはずだ」(デプチュラ)

7月にはボーイングがF-15イーグルの新型機F-15Xを売り込み中との報道があり、ミサイル爆弾の搭載量増加と
新型電子装備を採用するとある。F-22やF-35とちがうのはステルス性能がないことだが、
同機支持派によれば電子戦等の装備で被撃墜性が下がるという。
デプチャラは改良型F-22を採用すれば米軍戦力は段階的に増強可能とし、未検証技術を採用した
革新的設計の第六世代機の登場を待つ必要がなくなるという。
「空力特性、推進力、低視認性から見ればF-22を大幅に超える機体はまだ生まれていない」(デプチュラ)
米空軍は数億ドルで今後の戦闘機用各種技術を検討中だ。
空軍では次世代航空優勢機あるいは侵攻制空機と呼んでいる。
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たぶん米空軍向け提案もFB-22で、F-15X並のミサイルをウェポンベイに搭載できるのだろう