欧米社会における赤毛差別の経緯

欧米では赤毛の人間は、
現在も差別されたりイジメを受けることがある。
この原因はキリストを裏切ったユダや最初の殺人者カインが赤髪であるからなのだが、
そもそもの発端はキリスト教が北欧神話の神である雷神トールを貶めたのがきっかけである。
雷神トールは戦や農業の神も兼任しており、北欧の庶民には大変尊敬されていた神様であった。
そこにキリスト教が布教の為にトールを邪神と言い続けた貶めた結果、
赤髪はよくないというイメージが付き始めた。
そして時代が経つにつれて北欧神話の悪い神様でもロキも赤髪とされるようになった。
さらに時が経った後、
キリスト教を庶民に布教するために聖書の内容を説明するのだが、
この時代の庶民は文盲であるので宗教絵画を見せて布教しなければならなかった。
この宗教絵画を作成するときユダやカインの髪の毛の色が分からなかったため、
邪神とみなしたトールが赤毛であり赤毛は
悪いイメージが出来上がっていたことから、
そのままユダやカインも赤毛としてしまったのである
(続く)