>>43
>まず知るべきは「どうして19世紀後半、数多くの人々がマルクスの著作に飛びついたか?」である。
 フランス革命期(1789年〜1799年)から2月/3月革命(1848年〜1849年)にかけての激動期は
 「国王と教会の専横をこれ以上許してはいけない!!」と叫ぶ政治的浪漫主義者達の時代だったが、
 産業革命が欧州に広まって人々の関心が経営者と労働者の関係に推移するとたちまち時代遅れになって全滅。
 そうした空白期に「経営者と労働者の関係と既存の革命理念を結びつける新たな理論」を提示したのが
 (その権威主義的態度故に運動家仲間からハブられ、運動家生命を絶たれたばかりの)マルクスだったのである。
 需要と供給の関係が見事に一致したのだから、これが評判にならない筈がなく、これが聖書に次ぐベストセラーとなった理由となる。
>*追いつめられたマルクス主義者が最後まで執着し続けたのは
 「お金持ちと貧乏な人の格差社会をなくす」
 なる理想を達成する為には
 「貧乏人は一切救済してはならない。彼らが困窮のあまり暴動を起こし、政府による大量虐殺が繰り返される状況に冷徹かつ巧妙に善導しなければならない。」
 とする革命至上主義だった。
 これでは他の社会主義者から忌避されたのも止むを得ない。
>「ソ連が存在した事による弊害」は、今日ではもはや想像出来なくなってしまったほど酷いものだったんだだね。

「しくじり先生」のマルクス回がネットで人気
ttp://ochimusha01.hatenablog.com/entry/2016/05/08/160139

はえー。