行政の処分や職務命令には適法性の推定が働き、命令を受けた個別の職員が適法性を判断することは予定されていない。

しかし、一見明白に違憲違法な処分や職務命令は、この推定を破り、無効なものとなるため、職員や国民にはそれらに従う義務は無くなる。

例えば、強姦目的で逮捕しようとする場合や、泥棒目的の捜索差押え、賄賂目的の駐禁取締とか。