>>652

わざわざ国内防衛産業の維持に言及をしたところをみると
自主開発を軸に検討しているのが滲み出ている

ここで国産か共同開発かということを言い合いしてる者がいるが
これは単に呼称や解釈の問題で重要なのは自主開発案が採用されるかどうかが重要
共同開発いってもステルス技術やエンジン、最新レーダーが都合良く他国から供与されることはない
そうした重要技術の供与には大幅な制限が課せられる(特にアメリカ)
せいぜい供与されるのはライセンス生産が認められる程度の技術や製品でしかない
共同開発だからといって他国の優れた技術を都合良く得られるわけではない
重要技術は自主開発で力を高めるしかない

自主開発案ベースに海外企業が参加したところで実質的には国産と何ら変わらない
そして海外企業もF-3自体の下請け生産にはさほど興味もメリットがないのが実情だ
それでも参加を検討するのは単独で技術開発するには資金的に難しい分野とかには
どうしてもこうした新型戦闘機開発の機会が必要だからだ
ボーイングやノースロップなど事実上既存機に候補がない企業はあくまでも自社の技術向上に寄与する為の参加であり
F-3の下請け生産にはほとんど関心はないだろう
生産そのものはほとんど国産といって差し支えないものになると予想される

共同開発といっても重要構成要素以外での機材の共用や共用化の為の開発や
無人機運用分野などの共同研究開発などがメインになると思われる
これを国産と称するか共同開発と称するかは言葉遊びでさほど重要ではないだろう