大戦初期のミグ戦闘機は最高速度640キロでドイツ軍も仰天したが
スピンに陥りやすく失速特性も悪いため空戦ができず使い物にならない
またロシア人が好んだモータープシュカ(モーターカノン)がBMW型エンジンのため装備できず
モータープシュカを装備したLaGGやYAK戦闘機に比べ火力は非力でありどうにも迫力不足だった

このあと北欧に大量にでてきたLaGG3戦闘機は、最高速度が580キロと平凡ながら
頑丈な木製機で格闘戦を挑むことが可能でありこれまでと比較にならぬ優秀機だった
とフィランド人は回想してる
ロシア人でもLaGG3はすべての舵は効きが良く素直に動いた。YAKは癖があるとしてる
ただ初期のラグは重く非力であり速度はイ16より遥かに優れるものの
上昇力や加速など総合力はイ16がすぐれ離着陸も危険なラグを嫌うものが多かったという
旧式よりおとると切り捨てられたキ43の審査のようなものだろうか