>>128
帰宅後独自にベンゼンの仮想戦記らしきものを発掘しましたが・・・ヤバさがある程度理解できました。

3 :ベンゼン中尉の我が回想:2000/06/28(水) 00:50
ロシアの冬は長い。私はこの二日と満足に寝ることも出来ない。敵の砲声の前に、我が隊は釘つけにされていたのだ。
41年のモスクワ前線での、我が部隊の敗退は冬の装備を持たぬ、多くの優秀な兵を死へと追いやった。
これも言葉ではいえない錯乱した精神の内にいた私には、耐え抜くことが出来た。
総統が防寒具の装備を認めさえしたら、どれほど多くの兵士の命が救われただろうか。零下40度の行軍では、極寒から兵士を守る術はない。
凍傷で足は腐りだし、多くの兵士が足を切断、または凍死した。
母なる大地の冬将軍の前に、我が軍は全くの無力であった。

59 :ベンゼン中尉:2000/07/10(月) 20:48
1941年6月22日、バルバロッサ作戦は我がドイツ軍の侵攻により始められた。
我々軍人にとって、ロシアの征服は世界からボルシュビキを駆逐する目的、いわば解放者の役を担う十字軍とも言うべき目標のしたに行われた。
しかし、我が軍はいつしか解放者どころか、略奪者と殺人者の集団へと、変貌してしまった。
大いなるプロイセンの軍人魂は何処かへ消え、残った我が軍隊は殺人狂へと、衣替えをした。

おまけ
5 :ベンゼン中尉:2000/07/01(土) 01:42
俺は退屈な日本の日々にうんざりだ。俺は旅立つ。俺の世界へと。
ところで、出版社の方々、ベンゼン戦記を出してはいただけませんでしょうか。内容的に200枚近くの原稿です。