>>819
情勢判断と戦略評価がまったく逆だぜ。

2018年に対中戦争を想定したシュミレーションでは記録的な短時間で大敗北。インサイド部隊とアウトサイド部隊の効果を比較する形式で実施した2019年シナリオでもアメリカが敗北。
ペンタゴンやランド研を始めとするシンクタンク、海軍、空軍、陸軍のあらゆるシュミレーションでアメリカが敗北する評価が出てるので、
対中国の作戦プランは成り立たない事が実証されている。

まるでアメリカの対中新オペレーションが劇的な逆転をもたらしているような認識だが、10年前のA2ADの評価では第1列島線が接近拒否、第2列島線が領域拒否であったのに、今では第2列島線まで接近拒否エリアに飲み込まれたという評価だ。

・A2AD圏内では極東に前方展開する7万人以上の米軍はほぼ一瞬で殲滅される可能性がある
・極東の米軍を中国の弾道ミサイル射程外の第2列島線以東又は日付変更線の右側にまで撤退するべき

第2列島線まで中国が優勢になってしまったので、10年前のサマリーからさらに後退して、今は新しい抵抗線として第3列島線の議論の土台に上がり始めている。