日本側に想定外の事態をもたらしたのは
既存機改造案がコスト高で選考漏れしたことでしょう

そもそも既存機改造案は新規開発よりコストが安いという主張もあるので選考に加えられた
それがLMの日本利用の下心全開の提案がコスト的暴走状態だった
安いはずの既存機改造案がコスト的に破綻したのです

本来なら性能と将来の発展性をとって新規開発するか
性能を我慢してコスト重視の既存機改造案を取るのかの比較になるはずでした
それが既存機改造案がコスト的に破綻した

それでは比較にならんということなのです
ボーイング案やBAE案は性能的に問題外なのでしょう
そうなると国内開発と共同開発しか選択肢はありません
でも英欧との共同開発は色々と難しい

残るは国内開発とほとんど差がない日本主導開発しかなち
つまり開発方法の選択を急ぐ必要がないのです
それよりは計画を細部までつめた計画策定が先となるのです