>>813
> > 別に個別の製作に特別なプロセスがあるわけではなく、作ってみてテストしてみて民生用と産業用は分けてるみたい。
> それは間違い
>
> ザクッと基本を言えば、半導体は温度が低いと早く動作し、温度が高いと遅く動作する
> どちらもダメで設計通りに動作しなくなる

それは間違い
温度が低いと半導体は速く(早く、でなく)動作するのではない、速く動作し得るようになるだけだ
より具体的に言えばクロックを速くしても(クロックの周波数の高くしても)正しく動作できるようになるだけだ
つまり半導体によるデジタル回路が実際にどんな速度で動くのかに関してはクロック周波数が上限を決めるから
温度が下がって速く動作し得るようになっても、デジタル回路を設計通りの速度で動かす上では何ら問題はない

問題なのは温度が上がった時に半導体の動作可能な周波数が下がる点、こちらは設計通りに動かなくなる障害の原因となるので
半導体に関しては高温側の温度許容幅は重要なポイント、特に真夏の昼間に砂漠で運用される状況とかを考えれば

低温側で起こり得る問題は半導体自身の動作の不安定化の問題でなく(半導体は基本的には低温ほど動作が安定する)
空気中の水蒸気が水滴となって電子回路を短絡させたりする結露の問題などだ