>>451
F-35は1980年代のOPプランで設計させていて、その集大成とも言える作戦が湾岸戦争のエアランドバトルだった。

湾岸戦争時のエアランドバトルは、前線に近く、絶対に攻撃されない聖域が確保されていることが前提であった。
すなわち戦術戦闘機がイラク中枢部にパワープロジェクションできる前線の航空作戦基地に展開し、
かつ、完全な航空優勢を確保し、前線基地と補給線がイラク軍の攻撃のリスクに曝されないことが、エアランドバトルの絶対条件だった。

今の中国は精密誘導されるスタンドオフミサイルを大量に保有していて、日本国内の全ての航空作戦基地が
高烈度な弾道・巡航ミサイルで潰されてしまう。
エアランドバトルの前提となる“聖域が存在しない” 状態。


で、米軍は対中国でのA2ADを想定してエアシーバトルつー新しいOPコンセプトを考えてるところなんだが、
中国に近い基地は潰されるので、空軍も空母打撃群も第二列島線以遠に引き揚げて、中国軍のスタンドオフミサイルが届かない遠方から
長大距離の戦力投射をしようという作戦を考えてる。

しかし、F-35を導入すると決めちゃって『こいつ航続距離短くて役に立たねーぞ。早く約立たずのゴミを処分して新コンセプトのエアパワーを
作らなければならないのに、巨額の資金を投入しちゃったからもう撤退できねーわwww』つーのが今の状況。