>>47
アメリカが直接的にだけでなく間接的にも支援してくれない場合、モスクワは落とせないと思う。
イギリスが参戦してくれてるなら、バルト海は制圧してレニングラードは落とせてるだろうし、黒海沿岸でも上陸作戦に成功してコーカサスは制圧できてるかもしれないけど。
スターリングラードは・・・どうだろう?

極東方面の戦力を欧州に回されないこと、極東方面で攻勢に出られて日本が脱落すること、を考えると、日本だけでも大丈夫・・・と思ってもイギリスとフランスは極東方面にも戦力廻さない訳にはいかないだろうな。

アメリカが参戦しない場合、
「もしアメリカがソビエトを援助したら? ソビエト側に立って参戦してきたら?
 ・・・いくらなんでもそれはないだろう。
 いやしかし・・・」
ということになるので、ドイツ以外は全力を投入できなくなるから、そういう意味でも「最後の一手」に欠ける形になるだろから、初戦であっさりソビエトが崩壊しない場合、革命干渉(シベリア出兵)コースまっしぐらだろうね。
そしてアメリカは「何もしなかった」ことで莫大な利益を得るだろうな。
どういう意味でも。

アメリカが「派兵以外はしないけど、まあ」という形で支援してくれた場合だが、これはつまり
「戦争の結果がどうなろうと、参戦した国が全部疲弊したところでアメリカが総取りする」
を意味してしまう(更には、英仏独日みんなアメリカに「どうやっても返せない」レベルで借りを作る)から、むしろ各国この状況だけは避けるのでは。
それでもその形で戦争やった場合、「モスクワ前面までは行ける。しかしモスクワを落とせてもソビエトはウラルの東に逃げて継戦し続ける」ことになり、やっぱりgdgdになるのが関の山では。
うまいこと回ればソビエト政府が内部瓦解してくれるかもしれんけど。

ということで、結局「誰も得をしない」か「アメリカだけが得をする」のどちらかでは。