最新の歴史群像に出ていた話だが。

東条英機は、1941年6月時点で、戦争遂行のためには石油が必要で、
そのためには南方資源地帯確保しかない、と聞いたら、「泥棒はいけません」と激怒したそうだ。
歴史群像の筆者は、東条英機を庇うような書き方だったが、
私としては、東条英機は、戦争遂行には石油が必須ということが全く分かっていなかった、
としか思えなかった。
大体、軍事のド素人でさえ、太平洋戦争の頃には石油が必須という事が分かるだろうに、
何で1941年6月時点で、人造石油の進捗状況を知ろうとさえしなかったのか、
東条英機の能力に多大な疑問しか、私は覚えない