SN作戦、ハワイとオーストラリアとの通商・兵站ルートを遮断したい、
ということが、真意なのだろうが。

あれだけ海軍の航空機を消耗させた史実と、
ナウル(海軍の航空基地あり)辺りから、航続距離7200kmの二式大艇で、半径2500kmの哨戒させて、
 (フィジー、バヌアツ、ニューカドレニアは2500km圏内)
その哨戒情報を用いて潜水艦部隊で、輸送船団を襲撃させる戦術と、
どっちがビンボー国である大日本帝国の懐に優しかったのだろうね?

ラバウルに進出して、ダンピール海峡の制空権・制海権を握りたい、という思惑は理解するし、
ポートモレスビーから800kmのラバウルを防空するためなら、
当時の足の短い米軍戦闘機を踏まえれば、爆撃機だけが来襲するのは誰の目にも明らかだし、
【雷電】や鐘馗といった局戦・迎撃機が、【ラバウル上空で大活躍】してても、不思議はないんだよね、本来。

ラバウルの出城という意味での「前進基地」、ブーゲンビルとかフィンシュハーフェン進出ぶらいまでは理解するけど、
ニューギニアから原油やボーキサイトが出るわけでなし、
「ダンピール海峡の制空権・制海権」だけが必要だった当時の日本、間違いなく手を広げすぎ、だわな。
ポートモレスビー攻略にこだわった、陸軍・海軍の参謀は、どうやって補給するつもりだったのか(苦笑)