中攻の憶い出 −八試特偵・九六中攻・一中攻について−
本庄季郎 
「世界の航空機」1951年11月号(83頁)

>一式陸攻では、
>…日本で作られた基礎資料が非常に役に立った。
>私はこういった日本独自の研究をこの飛行機の設計でも十分取り入れようと努めた。
>胴体の最も太い断面が先端から40%にある面白い形を選んだのも、
> ★海軍航空技術廠の風洞試験で、この形が最良のものであることを予測出来た★ からである。

紡錘型のボディが、雷電の足を引っ張ったわけじゃない。
火星13の吸気設計ミス、水メタ火星の異常振動、翼面荷重設計の中途半端さ、の方が
遥かに雷電の熟成に対して足を引っ張っている。