牽引式プロペラ機は、プロペラ以後の抵抗のみが問題

プロペラ後流は収縮流なので胴体を絞り込むことがかんじんで
あたまでっかちのFw190のようなものがいちばん抵抗が少ない
というのはすでに1931年にワスプ・ジュニアを搭載し505キロをマークした
ジービー・レーサーから知られてる事実
すでに1931年ジービーレーサーにはプロペラスピナーは無く、大戦の米国機も一貫してる

ただ液冷はスピナーを外すと振動を起こした例があるのでスピナーつけるのだが
そのようなプロペラ根本の乱流は空冷機のばあいエンジンダクトに吸い込まれるので不要

ジービーレーサーは一歩間違えると墜落する殺人機とよばれたが、
全体としてスマートに水滴形にするのはまちがってる

それは「プロペラがなければ」最も抵抗が少ないというべきで
プロペラに牽引される以上、最高速は全く向上しないはず

スピナーをつければ急降下の時、つっこみがよくなる
スロットル絞って着陸の挙動が良くなる程度の抵抗減少はありそうだ