シャンゼリゼ通りをデモ隊が占拠 警察と衝突 フランス
2018年12月1日 20時44分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181201/k10011731391000.html

フランス パリで、政府による燃料税引き上げに抗議するデモ隊が観光名所のシャンゼリゼ通りを占拠して、
警察が排除に乗り出す事態になっています。パリにある日本大使館は現地に住む日本人や観光客に
外出を控えるよう呼びかけています。

フランスではガソリン価格の高騰に加え、政府による燃料税引き上げに抗議するデモが先月から断続的に
発生していて、パリ中心部の観光名所、シャンゼリゼ通りでは、1日、デモ隊が凱旋門の周辺を占拠しました。

デモ隊はシンボルとなっている作業員用の黄色いベストを着て、バリケードなどを築いた上、一部が資材などに
火をつけたり警察官に石を投げたりしたため、警察が催涙弾や放水車を使って排除に乗り出しています。

これを受け、パリにある日本大使館は現地に住む日本人や観光客に対し、これらの場所には近づかず
不要不急の外出を控えるよう、注意を呼びかけています。

シャンゼリゼ通りでは、先週もデモ隊の一部が暴徒化し警察が鎮圧していますが、マクロン大統領は
燃料税の引き上げについては地球温暖化対策のため不可欠だという姿勢を崩しておらず、デモが収束する
兆しは見えていません。
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日本政府は、フランスへの渡航に対して注意喚起した方が良いんじゃないかね。