>>443
実戦で証明されていることは重要だがそれだけで判断するのはトップクラスの将官ともなれば頭が悪いと言って悪ければ視野が狭すぎ
国家の防衛のためには手持ちの兵器の信頼性だけでなく備蓄量や有事の国内生産能力といったのに大きく左右される継戦能力の向上が欠かせないし
海外からの緊急補給に頼れば決定的な弱みを相手に握られることにもなるからそのリスクも国防を考える上で考慮せねばならない

現場の戦闘部隊を直接に指揮している尉官級や佐官級ならば自分達の使う装備のコンバット・プルーフに徹底的に拘るのも理解はできるが
言って見れば自衛艦隊(前の投稿で護衛艦隊と書いたのはミスでした)司令官とは昔の連合艦隊司令長官に相当する立場だ
連合艦隊司令長官に相当する立場でそれしか考えられないのでは視野狭窄と言わざるを得ない

特にF-35などアメリカの手持ちの戦闘機は南西諸島防衛とくに航空優勢確保のために空自が求めている要件を満たせないのは事実として明らかなのだから
いくらコンバット・プルーフがあろうと航続距離や滞空時間が足りなければ確実に国防に大きな穴が開くわけで
そういったファクターを考慮できず「アメリカの兵器は実戦で証明されているから」と言うだけでは頭が悪いのか単なるアメリカ信者かの何れかなんだねと批判せざるを得ない