いいかえると当時の米国エンジンはかなり余裕があり
ブースト圧アップやパワーアップに対応できたようだ

さて新鋭の全金属戦闘機を手に入れたフィンランドに対して
おとなりのスェーデンは羨望の気持ちを持っており
さらに米国が北欧を紛争地と指定して戦闘機輸出を止めてしまう
ドイツとソ連に狙われるという窮地に陥った

スェーデン政府はバッファロー戦闘機をアジアで鎧袖一触した
日本の零戦を買うことまで計画したが日本に断られた
さらにフンランドがバッファロー戦闘機を木造で国産化するミルスキ計画を
ききつけるとその機体をゆずってもらえぬかとたのみこんだ
この話に対してフンランドはいい顔をせず、この計画一本に頼られても
失敗したら非常に危険であるからとことわった

じつはこのときの戦闘機危機がスェーデンが国産ジェット戦闘機に
こだわる原体験だという