一般論だが、圧縮比とブースト圧はトレードだ
圧縮比高いならブースト圧を無茶苦茶に上げたら危なっかしいし、逆も然り
マーリンは圧縮比低いがブースト圧に振った
当時の航空エンジンの多くは圧縮比大したこと無くて、ブースト圧の方を上げるのが主流
でも圧縮比高い方が燃費が良い
高圧縮比の栄も巡航燃費はかなり良い
まぁ圧縮比高めの熱田(DB)の巡航燃費は火星と同じぐらい悪いそうだ…まぁ栄ほどロンストでは無いので
しかし高速巡航性能はそこそこある

一方、誉は栄時代からの高圧縮比を保ちつつ高ブースト化した野心的なエンジン
立ち位置的には後半ドイツ機がMW50と合わせてヤバめのチューンなっていったのと近いのかもしれない
現在は直噴化と電子制御技術の向上で圧縮比上がっているから、今のクルマと同じと考えてはいけないぞ