よしじゃあその五式戦の数少ない実戦の二つを語ろう
・対B-29
明野飛行教導隊の中隊長、西村光義大尉が僚機と共に2機でB-29に前上方攻撃を3回反復
三度目の射撃でやっと白煙を吐かせる事に成功
しかしその際にも西村中隊長被弾し着陸、膝を負傷
対爆撃機には30mm欲しい案件である

・VSヘルキャット
小林照彦率いる精鋭第244戦隊の五式戦30機で、上空からF6F-5の10機に襲い掛かる。
小原伝大尉とエドウィン・R・ホワイト少尉が空中衝突戦死。
生田伸中尉、ハーバード・L・ロー少尉がそれぞれ撃墜され、2対2の引き分け。米軍はほかに被弾6機(うち中破1機)なので、10機中8機は損害を被ってはいる、がやはりF6Fのタフさが際立つ

当時の技術じゃ30mmは試製の域を出ないし、40mmを除けば、20mm機関砲より上は望むべくもないんだけども、じゃあ主翼にホ5が積めないのがちとばかし痛いッスね