>>290
> 放射能て変な言葉だと思ったけど

「放射能」はむつの試験航海と事故よりもずっと以前から存在する用語だ、>>336さんが指摘している通り“radioactivity”の訳語として生まれた

「能」という字が示す通り、「放射能」とは本来は「放射線(α線、β線、γ線、中性子線など)を出す能力」を表す技術用語だが
「放射線を出す能力を有する物質」つまり“radioactive material”「放射性物質」の意味でも現実には広く使用されており、
現在では「放射能」という言葉は最初の本来の能力の意味で使われるよりも「本来の意味での放射能を有する物質」つまり「放射性物質」の意味で使われるケースの方が多い
例えば「福島第一の炉心溶融によって大量の放射能が大気中にまき散らされた」といった調子でね、この文中の「放射能」は能力でなく物質の意味で使われている