在日米軍自体の考え方が大きく変わっています。
支那のA2/ADの脅威下で活動できなくなってアメリカ第5空軍はグアムまで下がりました。
三沢は、もはやSEADの2個飛行隊を残すのみ。嘉手納の兵力もグアムからのローテーションで賄っています。
それでも六個中隊のPAC3守りでおっかなびっくりです。

それに反して、第7艦隊と第3海兵遠征軍は初動で奇襲されるのを覚悟で横須賀、岩国、佐世保、沖縄のプレゼンスを維持してる。
さらにアメリカ陸軍は、日本に関しては一部前方配置に切換え、来年度はハイマースの島嶼間射撃訓練まで計画してる。
逆A2/ADで支那を迎撃する準備を進めています。

全体ではアメリカ空軍が去り、海軍と海兵隊はF-35B/Cに更新しつつ態勢維持。
逆に陸軍はMDO関係の部隊が日本に展開しつつあります。

この中で日本の「統合作戦」とはアメリカ海軍・海兵隊・陸軍との連合作戦を、統幕の指揮下で海自・陸自を一元化しつつ進められる態勢のことです。
空軍は日本を捨てましたからね。
だから日本が導入すべき統合運用とは、当面は統幕-JTF(南西)(自衛艦隊司令官兼任)-自衛艦隊(空母機動部隊(F-35B、いずも改級)、強襲揚陸グループ(おおすみ改級))、水陸機動団(海兵MEB相当)、西部方面隊(海兵MEF基幹相当(いずれF-35A吸収))のラインを固めること。
さらには、このバックアップ態勢を固めることです。