>>955
常識的に考えれば教育から人を抜けるわけないだろ。

ウイングマーク持ったやつを抜くにしても、機上作業員を含めて年で50人、全部を哨戒機に充てても
5機分のクルーしか養成していないのに(実際にはヘリパイも入るのでもっと少ない)2個飛行隊相当
のパイロットを用意するなど無理。

固定翼哨戒機で70機の海自と戦闘機だけで280機の空自ではパイロットの母数が違う。
空自は基本、機種転換訓練で済むし、501が偵察から戦闘になってもパイロットはいるわけで、増強は
実質1個飛行隊。パイロットだって1割と増やさなくていい。
しかし海自が40機増やすってことは二直制なら80名。戦闘機部隊のためにパイロットを少なく見て25%、
余裕を見るなら50%くらい増やさないといけない。そうじゃなくても肉体労働の戦闘機パイロットの寿命
は短いわけで。マリンコに教育投げるにしたって、そもそも送る人間がいない。

最初の数機ならともかく、海自で艦載戦闘機部隊を運用するなら、自衛隊法を改正して、定員と募集
枠を増やさないと。海自はパイロットの適性が劣っても10人11人が乗り込む哨戒機のTACCOとかに
転換するので、エリミネートって概念がなくて募集とウイングマーク取得で差が小さいけど、戦闘機は
4割落とすのが普通だから。