>>611
一般論として、胴体の重量は機体重量の半分を占めるので、
ここで10%以上軽量化できると機体全体で5%以上軽量化できることになります。
現状で得られる情報では、XF-3は、当面「重制空戦闘機」になるのでしょうから、
F-35以上の自重15トンよりは重くなると考えられ、その機体規模でトータルで750-1000kg軽量化と考えると
相当な軽量化といえると思いますよ。
また、ファスナレス構造であることから、複合材の弱点である穴あけ加工による歩留まりの悪さがなくなり、
一つ一つの部材を小さくできますので、製造において大型の冶具を用意する必要がなくなりますので、
製造ラインへの投資も小さくできることもメリットとしてシンポジウムで上げてらっしゃいました。
それなら少数ロットでの生産もコストアップが小さいですよね。
加えて、部材が小さいので不良が出た時のダメージが小さいとか、あとで設計変更がしやすいとか
このへんもあるのでしょう。
軽量化以外にも、コストダウンに相当期待しているというお話を聞けましたよ。よそのスレからすみません。