>>74
> アメリカの支援無しで国土防衛を考えると9条改正どころか核兵器さえ必要になる

問題はその「核兵器」だよ
アメリカの支援を当てにせず日本が中露朝相手に自立した国防を行うには核抑止力が不可欠だが
迎撃可能な巡航ミサイルに核搭載では駄目で、敵の先制奇襲攻撃から確実に生き残れる戦略原潜から
核弾頭付の弾道ミサイルを撃てる態勢(と敵の先制攻撃の後も生き残って戦略原潜に指令を出せる通信網)が不可欠だ

だがアメリカは日本防衛を実質的に放棄したとしても、核付き巡航ミサイルならともかく、日本が戦略原潜+弾道核ミサイルを保有することは絶対に許さない
それを強行すればアメリカまで中露と共に日本は敵国に回してしまい我が国の破滅だ(削除されず放置されている国連憲章の敵国条項がその時には物を言ってしまう)
つまり、戦略弾道ミサイルを日本に向けている中露朝に対する国防として相応の核抑止力を持とうとすればアメリカをも敵に回さねばならない、
このパラドックスをアメリカとの外交交渉でどうやって解決して日本が戦略弾道ミサイル原潜による核武装をアメリカに認めさせるかが、その場合の最大の課題だよ


> そうなると防衛費27兆円どころか30兆円でも全然足りない。勿論人手も足りない

これは今まで自主防衛へと進む努力を怠ってきたツケだね、防衛予算の急激な増額と人員増に関しては死に物狂いで対処するしか仕方がない
それでも国防費はGDP2%あれば何とかなるだろう
問題は人員だが10〜20年単位のタイムスパンで増員を行うしかない
そして志願者を増やすためにアメリカのように大学の学費の国庫負担などの諸政策を日本も真剣に考えねばならない
その一方で大学への補助金や奨学金の予算を大きく減らして、「経済的に豊かでなければ自衛隊に入らないと大卒になれない」という社会的な仕掛けを作るしかない