第六世代機は空軍調達予算を食いつぶす存在になるとのCBO分析が出ました
https://aviation-space-business.blogspot.com/2018/12/cbo.html
米議会予算局(CBO)はF-22ラプターの後継機は2030年代の米空軍予算を食いつぶすと分析。
1991年にソ連崩壊で冷戦が終結。米国防予算は急減少し、1995年には機材調達予算が
年間50億ドルまで減った。その後予算は堅実ながら増加した。
2010年から2017年の平均では年間90億ドルを機体調達に使っているとCBOは分析。

空軍がまとめた「航空優勢2030構想」では「侵攻制空任務」の能力を強調している。
言い換えれば高度の生存性を備えた空対空戦闘機のことだ。
「PCAの性能開発では航続距離、ペイロード、生存性、威力、価格、支援体制のいずれを
どこまで犠牲にするかが重要課題となる」と空軍構想は指摘する。
だが新型機開発が必須と記していない。CBOはF-22老朽化対策にはF-35の継続調達で対応可能としている。
「高コストと不確実性のためPCA構想を見直せば空軍予算動向のCBO予想にも影響が出る。
たとえばPCAの想定性能が予算上実現不可能と判断してもF-35Aの追加調達で対応することも可能なはずだ。
「F-35の推定平均調達価格は94百万ドルで、PCAが300百万ドルの予想で機体調達ピークの2033年に
PCAを選択しなければ260億ドルのかわりに200億ドルですむ」

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年間2兆6000億円かかるのが、2兆円で済むとか、米軍予算としてはどちらでも変わらないだろ