高度レーダのための4つの画期的な基盤テクノロジ
発行日: 11 11, 2018
http://www.ni.com/white-paper/54945/ja/
目次
1.フロントエンドコンポーネント用の窒化ガリウム
2.送受信用の高速データコンバータ
3.コグニティブ技術に向けて進化するFPGAテクノロジ
4.センサフュージョン用の高帯域幅データバス
5.モジュール式のCOTS計測器による連携

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3. コグニティブ技術に向けて進化するFPGAテクノロジ
FPGAテクノロジもまた、進歩し続けています。
最新のFPGAは非常に多くのロジックを搭載し、ワットあたりの演算能力が向上し、専用IPブロックにより最大150 Gb/秒という高速データストリーミングをサポートします。
現在、FPGAの演算能力が向上したことで、5年前にはまず不可能だった革新的な技術への扉が開かれています。

新しいFPGAテクノロジが可能にする技術革新の1つとして、コグニティブレーダにおける機械学習技術の応用が挙げられます。
この技術により、レーダの環境への応答性が向上し、より実用的なインサイトを提供できます。
機械学習によって、レーダはあらかじめプログラムされた操作モード(探索モード、追尾モードなど)ではなく、動作周波数や波形タイプなど、最も適した動作パラメータに自動的に順応できます。
機械学習はまた、自動ターゲット認識(ATR)などの機能を可能とし、知識支援型の動作を促進します 。
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コグニティブレーダーとは:電波環境適応レーダー
レーダー波が飛び交う環境でも適応できるレーダー。 戦闘機の場合は妨害電波があって適応出来るレーダー

やはりここでは予想通りAIの出番になってるな。