>>163 性能は出るよ。 ASICよりは落ちるが、CPUに比べたら段違いに早い。

何故かと言うとCPUだと、A=B+1 と言う処理に何十クロックもかかるが、FPGAだと1クロックで処理できる。
また、並列に処理できるので100個のCPUを並べた処理を1クロックで処理できる。
勿論割り込み処理などの遅延もない。 ローレイテンシー。

CPUの全ての機能(IP)そのままをFPGAで組んでソフト互換で動かす場合それは遅くなるが、そう言う場合は既にCPUがハード的に組み込まれているFPGAを使う。
ARM やPowerPCまで組み込まれているものもある。

よく使う演算回路とかメモリとかそう言ったものは予めハード回路として組み込まれているものが多い。

並列処理としてGPUも使われてるが、FPGAは並列処理ができて更に自由な回路が組めることで汎用性がある事。
だからAIなどGPUが行ってきたような事も、FPGAがやるようになってきている。
しかし、万能ではない。 ある処理に特化して回路を組み上げると言うのがFPGAだから特注のハードに近い。 でもいつでも組み直せる。

ローレイテンシーと並列処理が特徴だからリアルタイム性を要求する処理には最適。
AESAレーダーの1000の素子のデーターを並列処理で解析するなんてのは特にFPGAの出番。