>>22 5~10年 
自らの存在を暴露しないLPI(Low Probability of Intercept)レーダー
レーダ等アビオニクスからの放射電波低減及び自機の高反射面制御を可能とするフライト制御/飛行マネジメント技術といった被傍受性を低減(LPI)する技術

5年
データリンクのLPI化
僚機間において高速・大容量通信を可能とする僚機間秘匿データリンク技術

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LPIレーダーとは、逆探知されにくいレーダー、具体的にいうとスペクトラム拡散通信技術を利用
たとえば、IEEE802.11無線LANで使用している直接拡散(DSSS : Direct Sequence Spread Spectrum)というスペクトラム拡散通信技術がある。
これを利用して、レーダーが発信する際に拡散符号を乗じて、広い周波数範囲に拡散したシグナルを送信する。
それの反射波が戻ってきたときには、送信したときと同じ拡散符号を使って元のシグナルを復元する。

これがなぜLPIになるかというと、特定の狭い周波数帯に的を絞って聞き耳を立てているRWRは、拡散によって「薄められた」シグナルしか受信できないから、結果として逆探知が難しくなる理屈である。
(言われてみれば理屈は単純だが効果的だな。)