>>489
まず教科書からの転載ミス。
翼幅荷重と言う語感から誤解しがちなんだが、翼幅荷重spanloadの単位は「面積あたり重量」だ。
翼幅の2乗で重量を割った値を用いる。
さて誘導抵抗は揚力係数の2乗に比例する。
低速あるいは高空でHighG旋回したときなど揚力係数は高くなるから抵抗が激増するわけだが、
ここで翼幅荷重「だけ」が違う機体があって比較できるならば、翼幅荷重が小さい機体の方が
旋回に伴う抵抗の増大率が小さくなり、旋回しつつの速力と高度の維持に有利だ。
また揚力係数が高い状況での飛行全般(上昇、巡航)に有利に働く。
飛行機の描写に手を抜かないと公言していながらここいら辺を全く描けていないコトブキなんちゃらと言うアニメもあるがそれはさておき。
現実問題として、飛行機の翼幅荷重を下げることと高機動性の両立は至難の業だ。
翼幅荷重の低減に成功していても馬力荷重が悪化していると「ゆっくりと長く飛べる飛行機」になる。
探検
局地戦闘機雷電その8
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493名無し三等兵
2019/01/30(水) 01:46:48.16ID:OL8Z+kKN■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
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