>>68
大分混同してる

1 翼端板
翼端渦に対する障害物で
アスペクト比を増したのと同じ効果を産む
アスペクト比の小さい翼に有効

2 ウイングレット
翼端渦の中に立てた言わばヨットのセイルで
揚力を増し前進力を産む
アスペクト比の大きい翼に有効

チップタンクは翼端板効果はあるが揚力も推力も産まない
翼端形状の僅かな工夫で失速特性を改善する方法は
捻り下げを含めて考えられているが上の2つとは別物(目的が違ってる)
ちなみにHe162の翼端板も失速特性に効果がある
上反角がある機体だと横滑り/横風を受ける時
左右で迎え角が異なり片側が失速しやすいのを緩和してる

B24やB25の二枚尾翼はウイングレットではないし
翼端板効果を狙った物でもない
生産施設や格納庫の都合で全高を抑えただけ
96陸攻は片発停止時に回ってる方のペラ後流を垂直尾翼に当てるため2枚になってる

検索的航空力学も悪はくないが不完全な物もあるから気をつけてもらいたい