ドイツの戦闘機は航続距離が短いからなあ。滞空時間ももちろん短い。アシが短くて困った雷電よりさらに短い。
マスタングを迎撃に上がって、そのマスタングより先に燃料切れになるレベル。
もっと燃料を積んでいれば、そりゃ重くなって燃えやすくなって苦しくなるだろう。

まあ
・ロールがいくら早くても、それだけでは空戦の覇者たりえないよね
という証拠としては貴重。


雷電が活躍できなかったのはやはり訓練と機械的信頼性の不足だろう。

対戦闘機の機材じゃないから、対戦闘機戦の訓練もしない。
機体に合わせた戦技の開発、訓練をしようにもガソリン不足で十分に飛ばせない。
頑張ってやりくりして飛ばすと主にエンジンが故障して落ちる。
#なお油が沢山あった南方でも、敵の数の暴力と乗員の過労でじり貧ドカ貧になって負ける。負けた。

【うまい人が零戦のつもりで飛ばそうとして失速させて落ちる】
という話を見た時は、もう落ちた人も雷電も気の毒でならなかった。